
必読です! 昨年暮れ頃からプライベートでも仕事でも何かモヤモヤとした状態が続いていて、ひとつには何が目的なのかまったく意味不明なメールや心無いメッセージに悩まされ続けています。手を変え品を変え、どんなに説明を繰り返しても理解してもらえない。理解しようともしない。ほとほと疲れ果ててしまいました。特に精神的なダメージが大きく、何をするにも気が入らないのです。
そんな中、昨夜はお泊りの仕事を終えてお昼前に小山に戻ってきました。ふらっと駅の本屋に立ち寄ってみたら一冊の本が目に飛び込んできました。
”生きるための知力をつける
論語”
迷わず手に取り、目を通してみました。
冒頭にはこんなことが書かれていました。
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「
論語」と聞くと、「説教くさい退屈な本」をイメージする人が多いと思います。学生時代にトライしたけれど、すぐに投げ出してしまった、という人も少なくないでしょう。
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(はいはい、私もそのひとりだわ)
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「
論語」は堅苦しい道徳を説いたり、世の中の秩序をとにかく守りなさいと主張した本のように誤解されがちです。しかし、孔子が伝えようとしたのは、決してそんなことではありません。「
論語」の真の姿は、そのイメージよりもはるかに情熱的なのです。
孔子はどんな権力者に対しても、妥協することなく、自分の「信念」を貫く人でした。そうして、言ったことは必ず「実行」しました。
「不正を見て立ち上がらない人間は卑怯者だ」
(義を見てせざるは勇なきなり)
一人が自分の頭でしっかりと考え、自分が正しいを信じる信念を貫くことが、人間の価値のある生き方であり、そのことが世の中をよくしていく。孔子は常にそう考えていました。それ故に、世の中が乱れ、価値観が大きく変わっていく時代にこそ「
論語」は盛んに読まれ、多くの人に行動の指針を与えてきたのです。
孔子はまた、逆境と挫折の人生を送った人でした。そのため、挑戦に伴う苦労や、人間の弱さをよく知っていました。同時に、理想へ向かう情熱さえも失わなければ苦境を乗り越えられることを熟知していたようです。
「信念を持って正しいことをしていれば、決して孤立することはない。必ずや同じ志を持った仲間が助けてくれる」
(徳は孤ならず、必ず鄰あり)
孔子の言葉は、壁に突き当たって落ち込んだときに、勇気と希望を与えてくれます。厳しい現実の中で語られた言葉だからこそ、経験を積んだ大人が読んだとき、リアリティを持って迫ってくるのです。
思い通りにならない状況の中、信念を曲げず、自分の道を進むにはどうすべきか。一歩踏み出す原動力は何か。迷い立ち止まったとき、孔子の言葉が「同志」としてあなたを勇気づけてくれるに違いありません。
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迷い立ち止まったとき
まさに今の私がそのときを迎えてしまっています
このところの私は、
もういいかな〜 そろそろ人生に終止符を打とうかとさえ考えるようになっていました
そんな思いで手にした本
もちろん手にしたままレジへ行ったのは言うまでもありません
この本は、論語という本がどのような本なのか、著者の孔子とはどんな人なのか、そして読み方をわかりやすく説明しています。
それを踏まえた上で、各テーマ別に論語の内容を取り上げて現代語訳とその説明をしています。
少し読みました
ほんとうに情熱的な内容です。孔子さんって熱いんですよ。
読んでいると少しずつ元気が出てくるのがわかります。
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「子曰く、徳は孤ならず。必ず鄰あり。」
(信念を持って正しいことをしていれば、決して孤立すことはない。必ずや同じ志を持った仲間が集まってきて、君を助けてくれる。)
自分の正しいと思うことを信じ続け、それを行動に移すことを、孔子は人生の第一主義としています。しかし、みんなからそう簡単に理解されないことを貫くと、周囲から孤立を招き、ときには仲間はずれにされてしまうこともあります。あなたはそんな経験をしたことがありませんか?
そんなとき、「必ず鄰あり」という孔子の言葉は百万の勇気を与えてくれます。誰もが思っても口には出せない正論を言ったり、誰もが考えも及ばない新しいことを始めたりすると、必ず大きな壁が立ちふさがり、孤独を味わうことになります。
しかし、信念を曲げずにやり通すうちに、いつしか同じ考えを持った仲間や賛同する人間が集まってくるものです。そして、その信念は現実となり、世界を変えていきます。
論語の冒頭には、「朋、遠方より来るあり、また楽しからずや。人知らずして憤らず、また君子ならずや」という言葉があります。同じ志を持つ友が現れたときの喜びと、人に理解されなくても怨むことなく、自分を信じることの大切さが語られています。いつの時代も先駆者は孤立を恐れずに信念を貫いたのです。
周囲の無理解にもかかわらずフェイスブックを立ち上げたマーク・ザッカーバーグや、自宅のガレージでコンピューターをつくり始めたスティーブ・ジョブズもそんな若者でした。
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これからも信念を持って人生に向かっていこうと思います。
この本を読み進めていくうちにあることを思いました。私の40年の恋、織田信長公、信長も論語を読んでいたかもしれないと。ちょっとネットで知らべてみました。すると、ある人が「織田信長と論語」というタイトルのブログを書いていました。論語を読んでいたという文献は見当たらないらしいのですが、各方面の第一任者と通じていた信長、歴史書を読む限り論語の影響を受けていたのではないかと結論付けていました。やはりそう感じるのですね。今度また太田牛一の「信長公記」を入念に読んでみることにしました。違った視点で信長像が発見できるかもしれません。
最後に私の心に響いた孔子の言葉を
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「子曰く、詩に興り、礼に立ち、楽に成る」
(人間の心は、詩を読んだり、つくったりすることによって心が揺り動かされ、礼儀を学んで実践することによって形づくられ、最終的には音楽を聴いたり奏でたりすることで完成するものだ)
人間の感動する心は教養がはぐくみ、感動する心がなければ人間は完成しない。
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渋沢栄一の「
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